アップルパイにヤキモチ

ぶいしっくす すきなひとはいのはらくん

きっかけ。

 
中学生のころ、嵐のにのみやくんを好きになった。
そのきっかけの作品は、「山田太郎ものがたり」だったと思う。
 
当時はただ、顔が好きっていう単純なきっかけだった。それまでもジャニーズのひとやイケメン俳優をテレビで見たら「かっこいいなあ」とは思うし、元々テレビっ子だったりもして、芸能人に対してかっこいいなっていう感情を抱くのは初めてじゃなかった。だけど、いつもそのドラマが終わってそのひとの露出が減ると同時に熱も冷めていった。
 
でもにのみやくんは違った。やまたろが終わっても、熱が冷めるどころかどんどんどんどん好きになっていった。初めは顔がタイプど真ん中っていうだけだったのに、バラエティで知っていくうちに、いつも一歩引いたところから周囲の状況を判断する冷静さも、言葉のチョイスも、ちょっと(というかだいぶ)捻くれてるところも、好きな人に対してはものすごく優しい声で話すところも、一番の嵐のファンだと言い張るところも、全部全部大好きになった。それまでも好きなアーティストはいたけど、こんなに沼に転げ落ちていってはまってしまったのはにのみやくんが初めてだった。
 
 
中学生だったわたしは、今はもう大学四年生になっていて、あと4ヶ月後には社会人になる。
 
 
中高時代、それこそコンサートには行かなかったし、端から見ればただの茶の間ファンだったのかもしれない。けど、あの頃が一番純粋に楽しんでいたと思う。という言い方だと語弊があるけど。なんていうか、何に対しても初めて知ることばかりだから、もっと知りたい!この人、こんな面もあるんだ!このグループって意外とこんなところあったんだ!っていう発見が毎日あって、それを知るのが本当に楽しくて。今思えばこういう感情って、新しくファンになったひとの特権だよね。
 
その、「ファンになりたて」の時期に、わたしはもう絶対に、一生嵐が好きだって思った。こんな素敵な人たち、好きじゃなくなることがあるわけないって。その一方で、自分が大人になったときも嵐ファンでいる想像はあまりできてなかったのだからよく分からないけど(笑)
 
 
でも、ハタチを超えて、来年から社会人という大人になる今でも、嵐が好き。
 
想像できてなかった未来、だけどこの8年間かな、いろんな形になりながら、温度が変化しながら、でも 好き という想いは変わらなかったよ。
 
 
ただその一方で、同じくらい「好き」と思えるひとができた。それはまた、この次の記事で!